本当に長い間、感じてきた
疎外感が消えていたことに気づいた。
理由は、理解してくれるパートナーに
出会ったことだ。
話を聞いてると、彼もまた、私とは違う形でずっとひとりぼっちだったようだ。そういう者同士が出会ったから、理解し合えるのだろう。奇跡的な出会いだと思う。
— 橋本陽子 (@yoko_spmsg) January 6, 2025
小さい頃からずっと家庭や学校の中で、
そして最初の結婚のときにも感じてきた
「誰にもわかってもらえない」「自分だけがおかしいんだ」という疎外感。年末に実家に帰ったとき、きれいに消えてた。
多分、彼に出会って理解してもらえたから。
その体験を通して私は変わったんだと思う。
話を聞いてると、彼もまた、
私とは違う形でずっとひとりぼっちだったようだ。そういう者同士が出会ったから、
理解し合えるのだろう。奇跡的な出会いだと思う。
40代後半になるまで、
自分が発達障害であることは知らずに生きてきた。
知らなかったけれど、
家庭や学校、会社、友達付き合いの中で
常に自分だけがみんなと違う
もののとらえかたをしているなと感じてきた。
そして仕事や友達付き合いは
いつも長く続かなかった。
変な人だと思われるのが
恥ずかしかったので、みんなには
本当の気持ちは言えなかった。
家族には話そうとしたことはあった。
でも、説明するのがとても難しくて、
やめてしまった。
いずれ
「誰もわかってくれない」
「自分だけがおかしいんだ」
という思いが自分の中に深く根付いていった。
多分、これらの感情は生きている限り
ずっと持ったままなんだろうなと思っていた。
しかし、彼と出会ってから、
これまで誰にも説明しきれなかった
感情について話し始めると
「それって、〇〇ってことだよね?」
「陽子は今まで〇〇と思ってきたんだね」
とまとを得た答えを返してくれるのに驚いた。
私の感情の受け皿を
さっと差し出してくれるかのようだ。
そして、彼がついにこう言った。
「陽子は、ずっとひとりぼっちだったんだね」と。
その言葉を聞いて、
心の扉が外向きにゆっくりと開いたと思った。
心の中に、
今まで見たことのない光が
差し込んでくるのがわかった。
年末に実家に帰ったときには
他人と自分の間にあった
高い壁のような疎外感がそっくりなくなっていた。
「私」と「みんな」の間にあった壁がなくなっていた。
「私」「お母さん」「お父さん」
「お兄ちゃん」「おばさん」という感じで
それぞれを
個々の人間としてとらえ、認めている。
そういう視点に変わっていた。
外でどんなに分かってもらえなくても
家に帰ったら、分かってくれる人がいる。
そのことの大きさを感じている。
また、彼とのつながりや一緒にいることで
得られる安心感を足がかりにして
他の人間関係でもこれまでより少し、
心を開けるかもしれない。
うまくやれるかもしれない。
このような彼とのパートナーシップは、
ここ10年やってきた
「自己愛(自分を大切にする)」が
もたらしたものじゃないかなと思っている。
自己愛についても、
また色々な角度から書いていきたい。
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