散文詩『こんなご褒美のような日もあるという覚書の詩』

煉瓦で舗装された歩道を犬を連れて歩いている女性を後ろから写した写真です。周りは木がたくさん生えていて、緑豊かです。アイキャッチ画像です。 散文詩

世界の広がりを感じる午後
私は外に出る

優しく降り注ぐ小春日和に心から感謝する午後
私はいつものカフェに向かう一歩一歩が
軽やかに感じられる


今日はいつもよりも少しだけ
気分が上向いている

こんな日は着々と近づいている
春の匂いもほほえましく、うきうきとさせる

こんな日は少し早く帰って
あの人が喜ぶごはんをすすんで作ろうと思える


いつもよりも少しだけ
気分が上向いているだけで

こんなに感じること考えることが違うんだな

何かしようと思えるんだな

未来が楽しみになるんだな


いつももやもやしたり
訳もなく不安な日が多いけれど

こんなご褒美のような日もあると
覚えておきたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました