しばらくつけてみて分かった加点日記のメリット5つ

ひだまりの中で綺麗な野原に咲いている花を摘んでいる髪の長い、白い帽子をかぶっている少女の写真です。 加点日記

坂口恭平さんの本、
自分の薬をつくる』に書かれていた、
「加点日記」をしばらくつけてみた。

≫今までにつけた加点日記はこちら

今回は、加点日記をしばらくつけてみて
分かったメリットをまとめておきたいと思う。

加点日記のメリット①:日課ができて症状がマシになる

これは一番すごいと感じたところ。

続ける理由としては、
これに勝るものはないと思っている。


なぜ症状がマシになるかというと、
日課ができるから。

毎日の日課を決めて、淡々とこなすこと
日課をこなすことで
不安になる時間を減らせること

これはとても抑うつに有効だなと感じている。


そして、先ほどの坂口恭平さんの著書の中でも
躁鬱病に有効だと書いてあった。

加点日記のメリット②:自分のことを認められる

精神疾患があると、自分を責めがち。

「あれもこれもできてない」と
マイナス点ばかりつけては落ち込むことが多い。


そして、結果的にそのことが
症状を重くしてしまうと感じている。

加点日記をつけると、
意外と自分が毎日色々なことを
やっているとわかる。


それプラス、そのことを「えらい」と
書き続けることで

「自分意外とがんばってるやーん♪」

と思えることは大きいと思う。

加点日記のメリット③:毎日を丁寧に振り返り、マイペースを保てる

このお正月休みに感じたのだけれど、

気分変調症の他に発達障害、
特に自閉傾向の強いASDがあり、
内向的な性格の私には、

いつもの日常と違う状況が
とにかく苦手で不安なようだ。

  • いつも仕事でいない彼が家にいる時間が長い
  • 年末年始の時間が流れが速くて慌ただしい空気

こういった「イレギュラー」がしんどい。

すぐにマイペースを見失い、イライラしたり
頭の中がごちゃごちゃしてくる。

でも、加点日記を書くことで、
その日その日自分がやったことを
一つずつ丁寧に振り返ることができて、

時間の流れを「せかせか」から
「ゆったり」に戻せている。

加点日記のメリット④:自分や周りの人に感謝の気持ちを持てる

加点日記をつけることで

「毎日がんばってくれて、ありがとう」

と自分に声をかけることができている。


このことは、とかく自分を責めがちな
精神疾患持ちの私にはすごく大きなことだ。

そして、自分が色々なことができているのは
周りの人が応援してくれたり、見守ってくれるおかげだ。


そのことにも感謝の気持ちが湧いて、
気持ちが穏やかになることも、

加点日記をつけてみて、
とても心地良く感じた点だった。

加点日記のメリット⑤:言霊効果がすごい

毎日やったことに対してプラスの点をつけ、
「えらい」と褒める言葉を書き加える。

これをやり続けることで得られる
言霊効果はすごいと思う。


「私、結構良くやってるやん」
と思えて、段々と気持ちが明るくなってきたと感じる。

今日明日で変わるものじゃないけれど、
積み重ねるとどうなるのかが楽しみだ。

加点日記は、これからも続けて「自分の薬」にしようと思う

加点日記は、これからも続けていきたい。

この上ない「自分の薬」になるからだ。

ちなみに『自分の薬をつくる』には
ひとつの行動につき100点が
最高得点だと書いてあるが、

私は自己否定の度合いが強いので、
自分があげたい点を自由につけている。

それがとてもしっくりくる。


自己否定で困っている人には加点日記。
全力でおすすめしたい。

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